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流水に布袋葵図小柄 無銘 平田
Kozuka "Ryusui ni Hotei Aoi” (An aquatic plant on the waterside)
Hirata
江戸後期
武蔵国江戸
朧銀磨地
金線七宝象嵌
長さ98mm
幅14.8mm
上製落込桐箱入
特別保存(後代平田)
Late Edo period, Musashi province, Edo city
Inraid Flower motif with shippo work on the Oboro-gin basement
Length : 98mm Width : 14.8mm
Special wooden box
Tokubetsu hozon (Hirata, after ages)
特別保存
-
円(税込)
No.
古様式の七宝に似た色合いを葉や花の描写に活かした、江戸後期の平田派の作。七宝象嵌は、古代の濁りあるガラスを透明感のある素材へと進化させた平田道仁に始まる。以降、各代が透明感を高める工夫をし、宝石にも紛れる七宝を生み出すに至った。一方、古代の質朴な七宝が持つ美観を再現する意識も生まれ、不透明ながら繊細で洒落た色味を帯びたガラスを用いる気風も高まった。本作はその後者。夏の水辺を爽やかに彩る布袋葵(ほていあおい)を過ぎることのない色調で見事に表現している。
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